吹屋ふるさと村に行ってきました

カテゴリ:お出かけ

場所は岡山県の南部。高梁市成羽町。

大正ごろまでは、黄銅や硫化鉄の採掘、そしてベンガラの生産で栄えた町だそうです。

ベンガラとは、酸化第二鉄を原料とした顔料のことで、かつてはインドのベンガル地方の特産であったため、そう呼ばれたそうです。漢字で書くと「弁柄」。

また近年では、映画「八墓村」や、TVドラマ「ほたるの墓」のロケ地として賑わったとか。地区の入り口にある食事所「いろり食堂」には、ロケの様子、サインなどが飾られていました。

お昼はその「いろり食堂」で、蕎麦をいただきました。実は今回、これが目的でした。竹を割った器に盛られた、手打ち蕎麦。美味しかったです。

その写真は、お腹が空いていたのであっという間に食べてしまい、とり忘れてしまいました(テヘ

かつて鉱山で栄えたそうで、同じく鉱山で栄えた、島根の石見銀山に似た雰囲気の街並みでした。

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ベンガラ独特の、にぶい赤色の通り。閑散としていて、つげ義春な雰囲気。

小さなお堂の山神社。

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現在、ご神体は不在で、べつの神社に合祀されているそうです。

懐かしい感じのする、アイスクリームやさん。

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当日はたいへんに暑かったので、一つ買うことにしました。手書きポップには「御用の方は前店へ」とあります。

冷蔵庫からアイスを取って、道路はさんだ向かい側にあるお店に持っていって、お金を払います。のんびりしたシステム。

懐かしさ漂う街の雰囲気もあって、久しぶりにパピコを買いました。

買うと、お店のおばちゃんが、パピコの先をハサミで切ってくれようとするのですが、トトロにでてくるメイちゃんに似た感じの女の子が、「こうやってちぎると取れるよ」と、先を取って渡してくれました。ほのぼの。お孫さんでしょうかね。

わんこが一匹。

いい雑種ぶり
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写真を撮ろうとすると、こうして奥に引っ込んでしまいます。カメラをしまうと、出てきます。カメラはニガテらしい。

かなりしっかりした小屋を作ってもらってますね。ちょうど毛代わりの時期なので、なでると、もうもうと毛が抜けました。キミ、ブラッシングしてもらいなさい。

こちらは吹屋小学校。

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これ、史跡ではなく、現在も使用中なんだそう。日本最古の木造校舎だそうです。手前のプールの今感がアンバランスで、おもしろいです。

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