頼まれもので、スプートニク1号衛星の模型を作ることになりました。
大きさは、手で持ったときに程よいサイズということで、球体部分を直径約20センチとしました。実物は23インチ(=約60センチ)なので、3分の1スケール、ということになりますね。
さて、材料です。
まずは球体部分。ホームセンターやら100円ショップやら回ってみたんですが、なかなか適当なものがありません。大型スーパーの玩具売り場で、硬いプラスチックのボールかなにか無いかと捜してみたんですが、柔らかいものしかなありませんでした。自分が小さいころはあったんですけどねぇ。あたるとパキッっと痛かったヤツ。
あきらめかけていたら、通路のワゴンの上に、ちょうど良さそうな球体がありました。でもこれはなんだろう、と周囲を見回すと、ありました。
「アドベンチャーボール」という玩具らしいです。「ズーズーペット」という、おもちゃのハムスターを走らせて遊ぶものらしいです。「ハムスターは別売りです」の表記が、なんとも味わい深いですね。もちろん生ハムではなく、おもちゃのハムのことです。
素材が、プラモと同じポリスチレンだったので、加工や塗装に向きます。分割できるし、ディテールとして、付けようかと思ってたメンテナンスハッチ(ハムを出し入れするところ)もついていたので、ぴったりです。購入。
さて、次は、アンテナです。スケールダウンすると、長さ80センチにはなるところですが、取り扱いに困る長さです。よって、60センチとしました。
ホームセンターで見つけた5mmのステンレスパイプをアンテナにして、基部は、配線用の蛇腹チューブ等を利用して、プラ板でスクラッチかな。
問題は、固定方法をどうするか、です。出来れば、持ち運びしやすいよう、抜き差しできるようにしておきたいです。内部からワイヤを出して、それに差し込むようにするか。基部のディテールは、球体の方に作ってしまうほうがいいでしょうね。