トイデジを買ってみたよ~改造編

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プランは、内部のレンズ部品にツマミをつけて、ボディのレンズ部分に切り欠きを作り、そこからツマミを出して回転操作するという案。ツマミを上いっぱいにすると通常の無限遠、下いっぱいに回すとマクロになります。

まずは分解します。

裏側4個のネジを外せばいいんですが、ボディと上側の白い部品は、はめ込みで引っ掛けて固定されています。無理にひねると、引っ掛ける部分が割れちゃいそうです。

まず電池ボックスを抜いて、ボディ裏側を、下からゆっくり開いていくと、外れました。ボディ表側は、精密ドライバで引っ掛かりを少し起こして外しました。

分解ついでに、なんとなく発色の悪い黄色に、手を加えることにしました。たぶん、白い部品から入った光が透過してるから、発色が悪いのでしょう。ボディ裏側をフラットブラックで塗ってみます。ついでにレンズ部分も黒くしてみます。反射して光が入って来そうな気がするので。

マスキングして、水性アクリルのフラットブラックを吹く
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続いて、ボディのレンズ部分に切り欠きを作ります。

開けたい位置にドリルで穴を開けてから、デザインナイフを使って開口します。ホントは塗装前にやっとく仕事ですけどね。購入も衝動的なら作業も衝動的ということで。

いったんボディ前側と内臓とを組んで、切り欠きからドリルを入れて、ツマミの取り付け位置にアタリをつけます。ふたたび分解して、付けた印を目安にドリルで穴を開けます。貫通させないように注意です。

ツマミ部品は、適当なステンレス線が手元になかったので、安全ピンを分解して使用しました。長さは12mmぐらいかな。長すぎると組み立てが難しいし、逆に短すぎると操作しにくくなってしまいます。一本足だと不安なので、折り返して2本足にしときました。

レンズの取り付け位置の穴に、粘性タイプの接着剤を盛り、ツマミのピンを刺します。そこに瞬間接着剤をたらすと、盛り上がった形のまま強力に硬化します。接着剤は、容器から直接いかず、ツマヨウジの先に接着剤のしずくをつけて、それをつけると上手くいきますよ。

ちなみに、レンズの基部は、基盤から出る足に差し込んであるだけのようなので、あまり引っ張ると抜けちゃいます。抜けるとCCD素子にホコリが着いてしまうので、注意です。あと同じ理由で、ネジになってるレンズも必要以上に回して外さないように注意ですね。

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切り欠きの長さは、だいたい1/3回転分ぐらいにしときました。ホントは1/2回すといい感じにボケが出るんですが、半分も切っちゃうと、強度が心配で。素材に厚みがあるからイケそうなんですが、とりあえず、これで様子見です。

元通り組み立てて、完成です。あ、組み立ての際、キーチェーンを通すのを忘れずに。私、いっぺん全部組んでから気がつきました(^^;

完成
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少し落ち着いた黄色になったかな?シワ加工を落として、ツルツルにするのもよかったかも。

アクセントもかねてツマミに丸い玉でも付けようかと思いましたが、もしまた分解することがあると困るので、とりあえず現状ままです。

撮影結果は次回に。

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