クラッチフルード交換

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梅雨が明けてからと考えてたんですが、天気もいいし、空気も乾燥してるようなので、作業することにしました。

先週作ったフルード抜きギア「ヌキヌキくん」(<いま命名)を使いました。当初、少し抜いて上から足して、抜いて足しを繰り返す予定だったんですが、リザーブタンクの底にコンパウンドのような黒い粉状の汚れが溜まっているのがわかって、全部抜いてしまうことにしました。

フルード交換ギア「ヌキヌキくん」
「ヌキヌキくん」の使い心地ですが、クラッチのアウトレットバルブからポンプまでの距離が長いので、なかなかパイプ内にフルードがあがってきません。スムーズに抜くには、すばやくカシュカシュカシュっとポンピングするか、あらかじめパイプ内にフルードを満たしておく必要があるようです。

と言っても、クラッチフルードはたいした量ではないので、15分もあれば抜けちゃうんですけどね。チューブ内にフルードを満たすのは面倒だし、日ごろの運動不足の解消にもなるので、クラッチペダルをべかべかと踏んでカシュカシュ、踏んでカシュカシュ、でやりました。

で、エア抜きの方ですが、やはりかなり泡が出ました。もちろん今回は全部抜いてしまうわけですから、抜く段階で泡が出ようが関係ないんですが、どんな状態だとどういう症状になるかを知っておくことも大切です。

フルードを抜いたら、フルードの通り道を洗浄したいところですが、当然そんな機械は持ってないので、リザーブタンク内の沈殿物をきれいにふき取って新しいのを入れ、再び「ヌキヌキくん」をカシュカシュやってエア抜きをします。

理想的には、クラッチペダルを踏んだ状態にして数時間ほっといたほうがいいそうなんですが、事情があって車をこのままおいとくわけに行かないので、気休めにパイプ類を軽くはじいたりして良しとしました。

吸わせて捨てる
抜いたフルードは、スーパーでもらう袋に細かくちぎった新聞紙を入れて吸わせ、可燃ゴミに出します。袋の材質によっては、フルードで溶ける場合があるので、袋を2重にして、間に新聞紙をサンドイッチした方がいいです。
間にはさむ新聞紙は多めに。1誌分まるごと使うくらいで。

作業後の状態ですが、クラッチが重くなりました(笑)と言っても、クッションの役をしてた気泡が抜けて、クラッチの重さがダイレクトに伝わっているわけですから、これでOKです。正直言って、ここまで感触が変わるとは思いませんでした。皆さんも一度お試しあれ。

ついでにバイクのブレーキフルードも交換してしまおうと思ったんですが、天気が悪くなってきたんで中止。

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