NCロードスターの雨漏りのこと

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オープンカーに懸念される最大のトラブルの一つ「雨漏り」ですが、初期のNAでは、幌のウェザーストリップやフロントウィンドウの雨水浮けゴムの劣化などからくる雨漏りがよくありました。

一方NCは、NAから15年以上の時間を経てるだけあって、このあたり対策がしっかりされているようです。

しかし、手入れを怠るとやはり漏ります。

私の場合は、トランクが水浸しになっただけでなく、キャビンの床にも雨水が侵入しました。

最初は、ネギマン松江城ロケでの大雨で、長いあいだ野天に停めていたせいで雨水が侵入したと思っていましたが、ディーラーさんのサービス工場で調べてもらったところ、原因はシートベルト取り出しの奥にある雨水抜きパイプの詰まりでした。

ここにゴミがつまると、トランクや車内に雨水が侵入するようになります。

こうなってしまったら、座席を下ろして、座席背後のプラスチックカバーを全部取り外さなければならないので大変です。

大変なので、私は作業はサービスにお願いしました。

再び大変な事態にならないためには、定期的な手入れが必要です。

手入れ方法は、NAやNBも同じ水抜きの仕組みがあるので古いロードスターオーナーの方ならご存知だと思いますが、車をジャッキアップしてウマにのせ、裏側から水抜きの経路を柔らかいワイヤなどでつついてゴミを出します。つつくものの先端で内部を傷を付けてしまわないように注意しましょう。

また、幌とボディの間はヘドロのようなものが付着しやすいので、ここも普段からきれいにしておきます。

NAに乗ってたころは野天駐車場だったので年に1度は掃除してたんですが、ガレージ保管だから大丈夫だろうと思ってました。

梅雨前にはやっておきたいところですね。

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