YSRのキャブ掃除

カテゴリ:バイク

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約16年間寝かされた後、持ち主(わしのことだ)の気まぐれで起こされ、そして再び2年ほど寝かされたYSR50が、友人のもとに嫁ぐことになりました。といっても、ずいぶんと老けた嫁ですが。

日曜日の夕方、友人が受け取りに来ました、数時間後、日も落ちてすっかり暗くなり、さらに雨のぱらつくなか、必死で原付に蹴りを入れる不良中年が約2名。早い話が、エンジンに火が入らないわけです。

プラグはずしてキックして見ると、火は飛んでます。プラグの先端が濡れてるから、ガソリンは来てます。圧縮もしてます。

普通、こういう状況でエンジンがかからないと、ガスの濃さを疑って、アクセルを開けずに点火を試みるところですが、ここは一発、アクセルをがばっと開けてキック!「パーン!」という快音とともに、見事に火が入りました。

アクセルを煽ると、2st独特の甲高い排気音を発して、気持ちよくふけあがります。しかし、アクセル閉じるとエンジンも止まる。ついでにキャブのオーバーフローからガソリン駄々漏れ。2年の放置の間にフロートバルブにごみが着いたか、バルブとフロートの接点の腐食がさらに進んで、また油面がずれたか・・・。

前者なら作業は簡単ですが、後者だと
1.油面調整
2.キャブ組み立て&取り付け
3.エンジンかける
4.ガソリン漏れる>油面高すぎ>1へ
5.エンジンかからない>油面低すぎ>1へ
6.オメデトウ\(^0^)/
というフローになります。4または5の解がネガティヴに成らない限り、コンマミリの1の調整作業を繰り返すわけです。で、キャブを分解して洗浄した結果、フロートバルブにゴミの付着は見当たらないぞと。

なおった。
ゞ(^▽^ )( ^▽^)ノ"

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