エアフィルタ自作、アイドル調整、チェーン洗浄

カテゴリ:バイク

キャブの油面調整作業が思いのほかスムーズに決まったので、ぼそぼそに劣化していたために捨てたエアフィルタを何とかしたくなりました。しかし、汎用フィルタをホームセンターに買いに行くのも面倒なので、適当な代用品を探したところ、3層構造になった台所用のスポンジを発見。これをカッターナイフで皮(粗面の方ね)をはぎ、さらに3枚おろしにしてエアクリーナーボックスに盛り付け。ばっちり。

エアクリーナーボックスとガソリンタンクを乗っけたら、アイドリング調整です。規定値は、アイドルは1+1/2回転戻し、エアは1+3/4回転戻しですが、私は耳見当で合わせてしまいます。

まずエアスクリューを一杯に閉め、アイドルスクリューは2回転もどしぐらいにしておいて、エンジン始動。このときいきなり回転が上がるかもしれないので、手はメインスイッチに置いて、いつでもカットできるようにしておきます。エンジンがかかったら、アイドルスクリューを回してエンジン回転数をアイドリング付近に合わせ、続いてエアスクリューを緩めたり閉めたりしながら、エンジン回転数が一番高くなる位置を探ります。エアスクリューは回してもすぐには反応が出ないので、1/4回転回したら様子を見るぐらいで。一番回転が高くなる位置がわかったら、再びアイドルスクリューを回してアイドリング回転付近に調整。さらに再びエアスクリューを回して、回転数が高くなる位置を探る。さらにさらに再びアイドルスクリューで・・・・と何回か繰り返し、空気と燃料のベストなバランスを探し当てます。

探し当てたらエンジンを止めて、それぞれのスクリューを閉めこんでみて、何回転で閉めこまれるかをメモしておくと便利です。今回はやってませんけど。

ついでにチェーンも外して灯油で洗浄し、安物4stエンジンオイル缶にどぼんと漬け、余分な油をふき取って再び装着。やや伸び気味のようでしたが、リアアクスルボルトの割ピンが錆で折れそうだったので、ここは嫁ぎ先で養生してもらうとしましょう。後は走行テストを残すのみですが、天気が悪いのでまたこんど。

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