先週出来なかった、チェーンのオイルアップと調節をしました。
チェーンをかまうには後輪が上がってたほうが楽なのですが、セローにはセンタースタンドがありません。アンダーガードを外してジャッキアップして、エンジン下になにかはさもうかと思ったのですが、スイングアームピポッド下のフレームがしっかりしてそうだったので、ここを使えば持ち上げられそうです。
ジャッキスタンドを2個、左右のステップ基部あたりに入れたら、安定してました。念のために、前輪に車止めを噛ませておきました。
洗浄は、チェーンにエンジンオイルをたっぷりつけて、トレイに入れておきます。5分もすれば、スラッジが溶けてくるので、きれいに拭き上げて取り付けます。
洗浄のすんだチェーンを取り付けるのに、ドリブンギアのカバーを外そうとしたら、手持ちのドライバが一回り小さかったのと、ネジが固着してて、取れませんでした。仕方ないので、ギアの上側にコマを噛ませて、指でギアを回して送り出しました。ここもスラッジがたまってるはずなので、開けてキレイにしたかったんですけどね。手の届く部分だけ、ドライバーでこそぎ落としておきました。後日、大きなドライバを購入して外します。
チェーンを取り付けたら、チェーンの張りを調整。クリアランスは、車体を着地させた状態で2センチにしました。
作業を追えて、バイクを引き回してみると、今までカタカタと鳴っていたチェーンの音が、しなくなりました。譲ってもらった直後にチェーンは交換していて、最初から音がしてたので、そういうもんだと思ってたんですが、ちゃんと整備すれば、実はこんなに静かだったのですね。