セローのシートを張りました

カテゴリ:バイク

シートの破れがひどくなって乗れなくなってから、自賠責保険が切れたままバッテリだけ充電して放置してたんですが、先週ブロスを手放してしまったので、自賠責も払って、乗れるようにシートを修理することにしました。

ウレタンが一部欠けたりもしてたので、それも修理してもらおうとネットで発注先を探したんですが、ウレタンの加工までやってもらえそうなところが見つからなかったので、思い切って自分でやることにしました。

カドが削れて凹凸になってるところをカッターで大まかに平らに切って、板に巻いたサンドペーパーでならします。

ホームセンターで低反発ウレタンを買ってきて、適当なかたちにカットしてボンドで貼り付けました。

料理用ラップでぎゅっと巻いて約5分。接着できたらラップをはがして、サンドペーパーでだいたいのかたちを整えて、クッションの整形はおしまい。

問題は表皮なんですが、これが大変で。あまりに大変すぎて写真がありません(笑)

特に自分でやる理由がなくて大変な目にあいたくない方は、プロに頼みましょう。

もとい。

セローのシートは元が1枚張りですが、防水のこともあるので同じく1枚で張ることにしました。ミシン面倒だし。

大きさは、1枚で張るなら100x70cmもあれば十分足りるようです。縫製するなら100x100cmぐらいが余裕があっていいかもしれません。あまったら工具入れでも作ればいいでしょう。

で、生地屋さんに表皮を買いに行ったんですが、0.3mmの薄い合皮か、0.9mmであまり伸びない合皮しかなかったので、耐久性を考えて0.9mmを買って来ました。作業を終えてからは、やはり厚めでも伸びる合成皮革生地を探し求めればよかったと思います。

どういうやり方でやるのが正解か知りませんが、まず生地をシート上面に沿わせて後ろと前をタッカーで仮止めして、シート後部側から張って行きました。

シート後部から座面までは四角いので簡単に張れるんですが、伸びない革では、やはり上りの所でだぶつきが出ます。

型紙作って3ピースにすればいいんでしょうが、きれいに作れる自信がないので、お気楽に乗って遊ぶ下駄グルマだしと妥協しました。

タッカーの針は12x6mmを使いました。4mmでは短すぎるようです。また、あとでさらにテンションを掛けて本止めを打つので、最初は余裕を持たせて本来打つ位置の更に内側のあたりに打つのがいいようです。

だいたい張れたらシートをバイクに取り付けて1時間ほど走ります。すると革が伸びてくるので、再びシートを外してしっかり引っ張って本止め。完成。

やはりたるみは完全には取れませんでしたが、実用には問題ないので、まぁこんなものでしょう。

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