2日目は家屋の作成に加わりました。
家屋の大まかな造型は、主に大阪芸大の学生の手によって、ガイナックス社内で作られました。これがすばらしい出来でした。
が、製作途中、拡大率の計算を間違えて縦横比が一致しない、というハプニングがあったとかで、ご愛嬌。
また、家屋製作には、ガイナックスの版権部の方や、アニメ制作進行の方、毛利大佐こと武田康廣さんの秘書の方や、貞本義行さんのアシスタントの方なども加わって、わいわいと作られたそうです。
ていうか、みなさん、ご自分の仕事しないくていいんでしょうか。
こうしてガイナックスで半完成状態まで作られた物が、ヨナゴフィルムに持ち込まれ、私はその屋根の細部修正と、追加工作を担当しました。
ヨナゴフィルム隣の、ダラズクリエイトボックスの屋上をお借りして、屋根を塗装しました。「いい眺めですねー」「きもちいいですねー」とかいいながら、シューッと。
ここの屋上から見える景色もまた、雑然としていていい感じでしたが、それはまたの機会に。
そして屋根完成。
一部のおおきなおともだちは、屋根よりも、後ろに見える女子高校生仕様のブレザーに魂を引かれていることでしょう。
このブレザーは、今回の撮影で女子高校生役を演じる、同じく現役女子高校生の井次麻友(いつぐ まゆ)さんの衣装です。
井次麻友さんは、山陰放送イメージキャラクター、ラッテフレンズのメンバーの方です。
ラッテフレンズの情報はこちら → ラッテフレンズ
ちなみに、米子映画三姉妹の長女めいさんが、「まゆゆが着た制服だよ~ほんもののじょしこうせぇだよ~」と、したたかに萌えていらっしゃいました。
まゆゆとは、井次さんのスタッフ間での愛称です。名付け親は、長女めいさんのようです。ていうか、この人しかいない。
もとい。
屋根同時に本体班の方も完成したようで、明日のロケに間に合いました。
撮影班がロケから戻ってきました。赤井さんは、完成した家を見て、早速ネギのカメラテスト。
つづく。