松江城でまず印象に残るのは、白壁と、黒い板壁です。このキットでは、それはレーザー加工の凹モールドで表現してあります。
そのまま飾るなら味わいがあっていいのですが、塗装すると、ただの黒い板になってしまいそうです。それでは表情にとぼしい。
ある案を思いついて、しかし数も多いしどうしようかなと思ったんですが、絶対に見栄えが違うはずと踏んで、思い切って工作しました。
1mm厚のプラ板を、1mmの幅で短冊状にカットして、、、
瞬間接着剤で、外壁全体に貼りました。
最初、壁の高さ分を測って、合わせてプラ板をカットしたんですが、これを貼ってみると、ほんのコンマ数ミリ、飛び出たり足りなかったり。
数本で距離があるなら問題ないんでしょうけど、数の多さゆえに切断面で直線が構成されて、揃ってないのがすごく目立つんですね。なので、長く棒状に切り出しておいて、貼り付けながらカットしていきました。
また、切り出しを急いで一気にやるとプラ板がカールしてしまうので軽く何度もカッターを走らせるとか、切りっぱなしだとエッジがたってちゃんと接着されないのでエッジは削らなくちゃいけない、なんて手間もあったり。
ともかく、全体に貼り込みました。
それを塗装。
ね、全然違うでしょ?(と、元の画像ないですけど)
ちなみに塗料は、ガッシュの水性アクリルを使いました。黒はランプブラック、白はチタニウムホワイトです。
つづく。