ハル

カテゴリ:映画

久しぶりに「ハル」を観ました。3回目ぐらい。やはり深津絵里は美しい。

中でも私が一番好きなカットは、物語終盤のほうの、(ほし)が縁側の柱にもたれて、外を見ているカット。

わずかに微笑んでいることがわかる程度の、瞳の見えない、やや上からのアングルで、頬のソバカスが、彼女の素朴でまっすぐな印象をさらに強めている感じ。

物語のほうは、今となっては懐かしい、パソコン通信の時代のお話です。真っ黒な画面に、白い(あるいは緑の)文字だけが上に流れていく画面で、そこには善意があふれていた時代。

しかし、ブロードバンドの登場によって、文字だけの存在であった相手を、物理的な存在として確認する瞬間の独特の感動も、失われつつあります。

「ハル」は、ごく最近の、古き良き時代のお話です。

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