ウェブブラウザはFirefoxを使っているのですが、TwitterむけアドオンにはTwitkitがあります。
最初はそれを使ってみたのですが、なぜかタイムラインがまったく表示されなくなることがたまにあり、また、常にブラウザを立ち上げていないといけないので、ちょっと使いにくいな、と思って、クライアントソフトを入れてみました。
OSがUbuntuというLinux系OSなので、使用できるクライアントソフトウェアは、数が限られています。ただ、数が少ないということは、比較しやすい、とも言えますね。
現在、Ubuntuソフトウェアセンターで「Twitter」のキーワードで検索すると、6つのクライアントソフトウェアがリストされます。
このうちいくつかはコマンドベースだったり、簡易なものだったりで、GUIで便利に使えそうなものは、GwibberとTwitux、Prism for Twitter、Choqokの4つでした。
Gwibbe
最初にGwibbeを試してみました。
タイムラインが表示されないことがあったり、メニューの切り替えがうまく出来ないことがあったり、メニュー操作にポイント操作とクリック操作が混在していたりで、不安定でした。
デザインは好みだったのですが、今回は縁がなかったということで。
Twitux
つぎにTwituxを試しました。
タイムラインは感じ良かったのですが、入力ウインドウは別に開くようになっていて、すこし面倒に感じました。
Prism for Twitter
そして、Prism for Twitter。
どうやら正体はウェブブラウザのようで、ウェブブラウザでTwitterのページを見るのと同じでした。つまりインターフェースはウェブと同じなので、あまり意味はありません。
Choqok
続いてChoqok。
タイムラインの表示もいい感じで、ユーザーごとに複数のウインドウを開けたり、検索機能が充実しています。
画像もクライアントからアップロード(Twitpicに固定のようです)できるのですが、文字化けするようです。
あと、なぜかReplyタブを開こうとするとフリーズしてしまいました。Replyが一件増えたら開けるようになったので、特定の文字の組み合わせで誤動作しているような感じですが、よくわかりません。
フォントサイズが変更できなかったり、最小横幅が固定だったりしますが、コメントの簡易ツリー表示も出来たりして、よさげです。
追記:10.04.03
Choqokで、アカウントを修正、削除しようとすると、"Coud not delete file."とエラーが出て、アカウント情報が削除できないことがあります。アカウント情報の保存場所は、/home/[ユーザー]/.kde/share/config/choqokrcです。これを修正、もしくは削除すれば、エラーは出なくなります。削除した場合は、アカウントを登録し直す必要があります。
Pino
最後に番外編として、パッケージマネージャからPinoを入れてみました。
デザインはよかったのですが、なにより日本語が入力できません。まったく出来ないわけではないのですが、入力ボックスを右クリックして、入力メソッドにXを選択し、漢字キーで日本語入力モードにし、それから文字を入力します。
ところがこれで終わりではなくて、漢字キーを2度押すと、はじめて入力が確定されます。それからEnterキーで送信です。いつもの調子で入力すると、エラーメッセージがでて受け付けてもらえません。
もっとも、まだメジャーバージョン番号が0番なので、これからなのでしょうね。
まとめ
以上のような経緯で、結果、Choqok(←なんて読むんでしょう?チョコク?)を使ってみることにしました。画像は、アカウントのある「はてな」にアップロードしてみることにします。
そもそも、Twitterの使い方や慣習もよく分かっていないので、ソフトの使い方を調べるのもたいへんでした。ほとんど英語ですし。もしかしたら、Windowsのソフトでも、Wine経由で動くものがあるかもしれません。いずれ機会があれば、試してみたいところです。