夏も近づく八十八夜…はだいぶ過ぎましたが、日も長くなって徐々に夏らしくなってきました。
するとPCの発する熱も徐々に気になってくるわけです。
以前書いたように私のマシンは富士通のFMV-C601で、元はオフィス用途向けのオールインワンPCです。
ビデオメモリがメインメモリ共用の64MBと非力なため、PCIスロットに玄人志向のGF-GT610-LP1GHDをインストールしています。
しかし内部が狭いため、ビデオカードの冷却ファンと筐体天板のクリアランスが数ミリしかなく、夏場の発熱が心配です。
そこで以前から考えていた、筐体への通気穴あけ加工を行いました。
穴を開ける前にNVIDIA Server Settingを起動してGPUの温度を確認したところ、50℃でした。
アッパーカバーを開けてGPUファンの位置を測り、外したカバーの加工範囲にセロハンテープで印をつけ、時々CRC556を吹きかけながら電動ドリルで穴を開けました。
ちなみに上部ケースを外すとGPUの温度は38℃まで下がりました。
グラインダーのワイヤブラシで裏側に出たバリを取って、加工完了です。
ガイドなど当てずに目見当で開けたので、位置がやや不揃いなのはご愛嬌。
しばらくブラウザなど使ってからGPUの温度を確認すると、42℃でした。
さすがに38℃までは行きませんでしたが、あまり効果ないかもしれないな、なんて思いながらの作業したわりには、効果あってよかったです。