ロードスターのハードトップスタンドを作ってみる

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日頃はハードトップを装着したままにしてるんですが、たまの休みに天気が良かったりすると、はずして走りたくなるものです。特に今ごろの季節、屋根をあけて顔に冷たい風を受けながら、足元にはヒーターを利かせて走るのが、オープンカーの基本。

しかし問題は、はずしたハードトップをどうするか。そんな時に使うのが、ハードトップスタンドです。ところがユーノス純正のハードトップスタンドは、すでに絶版とのうわさ。たとえ在庫があったとしても、¥20,000ぐらいします。高いです。

そんなとき誰もが思いつくのが、自作です。純正品も、アルミ材を格子状に組んだだけのような簡単な作りなので、ホームセンターで売っているスチールアングルを使えば、安く出来そうです。

というわけで、作ってみました。

適当に部品を買ってきて高いもんに付いては話にならないので、まずは、最近とんと開く事のない3DCGソフトの「Blender」で、簡単な図面を作ります。3DCGソフトのいいところは、立体を作っていけば、そのまま簡単な3面図が出来上がる点です。というわけで出来たのが、下の図面。
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ちなみにレンダリングするとこんな感じ。
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使った材料のリスト
部品個数場所備考
40型L字1200mm21000mmに切断して、立ち上がり部分に
40-60型L字750mm5これでベースを作ります。上部の梁にも使います
30型ストレート300mm42枚づつ組み合わせて屈伸アームを2本作ります
30型ストレート450mm2ウチにあったので、補強用に
プレスバー900mm1ベース部分にスジカイとして(近所のホームセンターに部品がなかったので入荷待ち)
コーナープレート4振れ止めです
キャスタ2移動用
アジャスタ2移動させるときは、こっちを浮かせて移動します
L字金具2ベース部分の前端に。ハードトップのずり落ち防止用
ステンレスプレート100mm2収納するときは、立ち上がり部分を一度上方向に一度スライドさせてから、折りたたみます
六角ボルト&ナット6x12mm46
ウレタンクッション2キズ防止用。スタンドの上の角に乗せます

部品総額¥5,000(税込)ほどでした。安いでしょ。ちなみに立ち上がり部分の40型L字1200mmですが、900mmで使えない事はないですが、ちょっと寸足らずです。

完成。
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たたむとこうなります。
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※クルマがNCになったので、このハードトップスタンドは、グランツーリスモのコクピットへリサイクルされました

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