車検に出して知る、ロードスターももう16年目。運転席のシートが擦り切れて破れてきました。
穴が空いたなぁと思ったら、数日で10センチほどになってきたので、これ以上大きくなる前に手当することに。
材料は、裏打ち用のハギレ布と、アイロンで貼り付けるジャージ用の補修布です。
擦り切れの幅が1センチぐらいあったので、裏打ちとして破れから内側にハギレを差し込み、糸で大まかに縫いました。
裏打ちの布を固定すればよいので、糸はあまり引っ張らないように。
シワになると仕上がりが悪くなります。
補修布をあてて、位置と大きさを確認してカット。はがれにくいように角は丸くしておきます。
ずれないように要所にまち針を刺して固定します。
補修布の説明にしたがってアイロンの温度を設定して貼り付け。
今回使用した補修布の説明書では、アイロンの温度設定は「中」となってましたが、アイロンによって呼称は異なります。このアイロンでは「化せん2」が相当でした。
まずは中央からアイロンをあてて、徐々に周囲に当てていくと、シワになりにくいです。
通常の服の補修のようにアイロンを強く押し付けるとシートが変形してシワができるので、加減して押し当てます。
はががれないように注意してまち針を外しながら、補修布の切断面を丁寧に加熱して、冷めたら完成。