NCロードスターのシートを補修しました

カテゴリ:クルマ

車検に出して知る、ロードスターももう16年目。運転席のシートが擦り切れて破れてきました。

穴が空いたなぁと思ったら、数日で10センチほどになってきたので、これ以上大きくなる前に手当することに。

材料は、裏打ち用のハギレ布と、アイロンで貼り付けるジャージ用の補修布です。

擦り切れの幅が1センチぐらいあったので、裏打ちとして破れから内側にハギレを差し込み、糸で大まかに縫いました。

20221126155711.jpg

裏打ちの布を固定すればよいので、糸はあまり引っ張らないように。

シワになると仕上がりが悪くなります。

20221126155721.jpg

補修布をあてて、位置と大きさを確認してカット。はがれにくいように角は丸くしておきます。

ずれないように要所にまち針を刺して固定します。

20221126155732.jpg

補修布の説明にしたがってアイロンの温度を設定して貼り付け。

今回使用した補修布の説明書では、アイロンの温度設定は「中」となってましたが、アイロンによって呼称は異なります。このアイロンでは「化せん2」が相当でした。

まずは中央からアイロンをあてて、徐々に周囲に当てていくと、シワになりにくいです。

通常の服の補修のようにアイロンを強く押し付けるとシートが変形してシワができるので、加減して押し当てます。

20221126155743.jpg

はががれないように注意してまち針を外しながら、補修布の切断面を丁寧に加熱して、冷めたら完成。

20221126155753.jpg
アイコン

車載ポンプの電源ケーブルを交換しました

カテゴリ:クルマ

雪が降りだしたのでロードスターのタイヤを雪用に交換して、車載のポンプで空気を入れようとしたら、ポンプの電源ケーブルの被覆があちこち裂けてぼろぼろになってました。経年劣化でしょうか?このへん、ギリギリのコストで作ってたんでしょうかね。

ケーブル交換でいけるかどうか本体ケースを開けてみると、スイッチとDCモーターで直列回路が組んであるだけの簡単な作りでした。スイッチへはギボシ端子で接続してあり、電源プラグのケースもネジ止めで分解可能だったので、簡単にケーブル交換出来そうです。

20201217124759_original.jpg

ポンプとプラグの接点金具。けっこうしっかりハンダが盛ってあって、家庭用ハンダこてでは外すのが手間でした。

20201217124804_original.jpg

交換したケーブルは元のケーブルより柔らかいので、綺麗に収まります。

ケース内部にはだいぶ余裕があるので、内側に消音材でも貼れば多少静かになるかなと思いましたが、ロードスターの車載なので、無駄に重量は増やさないことにします。

アイコン

NCロードスターの雨漏りのこと

カテゴリ:クルマ

オープンカーに懸念される最大のトラブルの一つ「雨漏り」ですが、初期のNAでは、幌のウェザーストリップやフロントウィンドウの雨水浮けゴムの劣化などからくる雨漏りがよくありました。

一方NCは、NAから15年以上の時間を経てるだけあって、このあたり対策がしっかりされているようです。

しかし、手入れを怠るとやはり漏ります。

私の場合は、トランクが水浸しになっただけでなく、キャビンの床にも雨水が侵入しました。

最初は、ネギマン松江城ロケでの大雨で、長いあいだ野天に停めていたせいで雨水が侵入したと思っていましたが、ディーラーさんのサービス工場で調べてもらったところ、原因はシートベルト取り出しの奥にある雨水抜きパイプの詰まりでした。

ここにゴミがつまると、トランクや車内に雨水が侵入するようになります。

こうなってしまったら、座席を下ろして、座席背後のプラスチックカバーを全部取り外さなければならないので大変です。

大変なので、私は作業はサービスにお願いしました。

再び大変な事態にならないためには、定期的な手入れが必要です。

手入れ方法は、NAやNBも同じ水抜きの仕組みがあるので古いロードスターオーナーの方ならご存知だと思いますが、車をジャッキアップしてウマにのせ、裏側から水抜きの経路を柔らかいワイヤなどでつついてゴミを出します。つつくものの先端で内部を傷を付けてしまわないように注意しましょう。

また、幌とボディの間はヘドロのようなものが付着しやすいので、ここも普段からきれいにしておきます。

NAに乗ってたころは野天駐車場だったので年に1度は掃除してたんですが、ガレージ保管だから大丈夫だろうと思ってました。

梅雨前にはやっておきたいところですね。

アイコン