トイデジを買ってみたよ~完結編

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カメラと被写体の位置を固定して、モードを変えて撮影してみました。

距離は、カメラ←15cm→W-ZERO3←50cm→モニタです。

まずは標準の位置で撮影した画像です。

20101114152954.jpg

そしてマクロモード。ここまで寄れるようになりました。

20101114152955.jpg

焦点が合う範囲は、被写体から10~20cmぐいらいの範囲で、握りこぶし一つから、二つまでの間、といった感じです。

ホントは、1/2回転まで回すと、6cmぐらいまで寄れて、いい感じのボケが得られるですが、焦点が合う範囲が4cmぐらいになってしまいます。4cmの範囲を勘で合わせるのは、ちと難しそうです。

そこをぴしゃりと合わせるのも、ネタとして面白そうですけどね。

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トイデジを買ってみたよ~改造編

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プランは、内部のレンズ部品にツマミをつけて、ボディのレンズ部分に切り欠きを作り、そこからツマミを出して回転操作するという案。ツマミを上いっぱいにすると通常の無限遠、下いっぱいに回すとマクロになります。

まずは分解します。

裏側4個のネジを外せばいいんですが、ボディと上側の白い部品は、はめ込みで引っ掛けて固定されています。無理にひねると、引っ掛ける部分が割れちゃいそうです。

まず電池ボックスを抜いて、ボディ裏側を、下からゆっくり開いていくと、外れました。ボディ表側は、精密ドライバで引っ掛かりを少し起こして外しました。

分解ついでに、なんとなく発色の悪い黄色に、手を加えることにしました。たぶん、白い部品から入った光が透過してるから、発色が悪いのでしょう。ボディ裏側をフラットブラックで塗ってみます。ついでにレンズ部分も黒くしてみます。反射して光が入って来そうな気がするので。

マスキングして、水性アクリルのフラットブラックを吹く
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続いて、ボディのレンズ部分に切り欠きを作ります。

開けたい位置にドリルで穴を開けてから、デザインナイフを使って開口します。ホントは塗装前にやっとく仕事ですけどね。購入も衝動的なら作業も衝動的ということで。

いったんボディ前側と内臓とを組んで、切り欠きからドリルを入れて、ツマミの取り付け位置にアタリをつけます。ふたたび分解して、付けた印を目安にドリルで穴を開けます。貫通させないように注意です。

ツマミ部品は、適当なステンレス線が手元になかったので、安全ピンを分解して使用しました。長さは12mmぐらいかな。長すぎると組み立てが難しいし、逆に短すぎると操作しにくくなってしまいます。一本足だと不安なので、折り返して2本足にしときました。

レンズの取り付け位置の穴に、粘性タイプの接着剤を盛り、ツマミのピンを刺します。そこに瞬間接着剤をたらすと、盛り上がった形のまま強力に硬化します。接着剤は、容器から直接いかず、ツマヨウジの先に接着剤のしずくをつけて、それをつけると上手くいきますよ。

ちなみに、レンズの基部は、基盤から出る足に差し込んであるだけのようなので、あまり引っ張ると抜けちゃいます。抜けるとCCD素子にホコリが着いてしまうので、注意です。あと同じ理由で、ネジになってるレンズも必要以上に回して外さないように注意ですね。

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切り欠きの長さは、だいたい1/3回転分ぐらいにしときました。ホントは1/2回すといい感じにボケが出るんですが、半分も切っちゃうと、強度が心配で。素材に厚みがあるからイケそうなんですが、とりあえず、これで様子見です。

元通り組み立てて、完成です。あ、組み立ての際、キーチェーンを通すのを忘れずに。私、いっぺん全部組んでから気がつきました(^^;

完成
20101113185123.jpg

少し落ち着いた黄色になったかな?シワ加工を落として、ツルツルにするのもよかったかも。

アクセントもかねてツマミに丸い玉でも付けようかと思いましたが、もしまた分解することがあると困るので、とりあえず現状ままです。

撮影結果は次回に。

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トイデジを買ってみたよ

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トイカメラを衝動買いしました。

ちゃちぃ。
20101113185124.jpg

商品名は、Mini Degital Camera。そのままです。メーカーは、LEADWORKSとかいうところらしいです。

手のひらにすっぽり入る大きさです。

パッケージ裏の説明を読むと、このサイズで、動画も取れるばかりか、連射機能やセルフタイマーもそなえています。そしてなんと、ウェブカメラとしても使えたりします。ナマイキですねぇ。

ところが落とし穴はあって、電池が切れると、撮影した内容はすべて消えてしまいます。つまり、撮影後はお早めにお召し上がりください、ということですね。

まぁ、いつまでも残しとくような写真を撮るようなカメラでもないし、そんなもんでしょうね。ちなみに30万画素です。

で、使ってみたら、1mから無限遠にピントが合うようで、ちょっと面白くありません。これでは、ただの画質の悪いデジカメです。出来れば接写機能が欲しいところです。

ネットで探ってみると、トイデジや携帯電話用のマクロレンズというのが、いくつかありました。でもなんか、アルミボディで高級感あって、いい感じにちゃちぃこのカメラには、似合わない感じです。もっと安っぽくないと。

そこで、自作を考えて、カメラを分解して、つくりを調べてみることにしました。

レンズはねじ込みになっていて、無限遠にピントが合う位置で、簡単に固定されてたました。PCにつないでレンズ部分をゆるむ方向に回してみたところ、上手いぐあいに後ろボケになりました。

でも、液晶ファインダーがないのでピントが確認できないし、接写で固定は使い道が限られるので、出来れば接写以外にも使えるようにしときたいところです。近距離用と遠距離用に2個買うという手もあるけど、2個で4200円なので、もうちょっと出せば、もそっと良い(?)トイデジが買えそうです。

というわけで、外からレンズが回せるよう、改造することにしました。

と、次回に続く。

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