大特撮「ネギマン」松江城~5

カテゴリ:米子映画事変 模型

なかなか切羽詰まって来たので、今回は写真が少なめです。

前回、天守を中空に加工したんですが、そのときに拾った資料では、天守は360度の眺望があって壁がない、とありました。内部写真を見ても、確かに壁がない。子供のころ登った記憶は、まったくもって定かではない。実際に確認に行く時間もない。それで、すっからかんに加工しました。

が、理屈で考えてどうもおかしい。まさか雨ざらしなわけないだろう、と。雨戸は取り外し式…?

天守を写したもっと大きな写真はないかと探したら、ありました。それには、隅に、雨戸の戸袋のようなものが付いているのが確認できました。内部の写真では、ちょうど柱の影になっていて、雨戸の戸袋が見えなかったのでした。

プラ板をカットして、組み上げた天守の手すりの隙間からピンセットを差し込み、四隅に接着。なんかボトルシップ作ってるみたいだな…と。

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黒くてわかりませんね。

棟瓦のパーツを載せて、鬼瓦も接着。

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鬼瓦は、駒のような真四角なパーツだったので、目立つので、上部の角を削って丸みをつけました。大きさは、4x3x2ミリぐらい。

他の予定もあるので、急ピッチで作業します。

つづく。

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大特撮「ネギマン」松江城~4

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天守に手をつけました。

キットの天守は、四角い箱に手すりのパーツを貼るだけになっているため、素組すると雨戸が全部しまった状態になってしまいます。

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これでは面白くないので、カットして、中空にしました。

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後に、ここには電飾を仕込むことになったので、カットしてちょうど良かったです。

というか、手すりのパーツは細くて脆いので、一度組んでしまうと分解再使用は不可能です。もしそのまま組んでたら、天守部分は屋根含めてまるまる自作するハメになるとこでした。

実はここの工作には、もう一苦労あったのですが…それについては次回。

全体を組んでみたところ。付け櫓の屋根には、黒で下地の影を入れてあります。

20120804204209.jpg

つづく。

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大特撮「ネギマン」松江城~3

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二重に屋根を貼りました。

二重は、運搬と改造を顧慮して、接着しないで、爪楊枝でダボを作って継ぐようにしました。

20120803153412.jpg

屋根材の板は、まっすぐなものを水で濡らして曲げ、乾燥させて反りを表現します。

反った板を屋根の各面に合わせてカットし、何枚か横に並べて一つの面を作るんですが、材が薄くて柔らかいので、湿度によって伸び縮みするんです(笑)

ぴったり合わせて貼ったと思ったら、乾燥して縮んできて隙間が開いたり、湿気を吸って伸びて波打ったり…

どうしようかと悩んで、エアコンを26度に設定して自然乾燥させた状態で、瞬間接着剤を点付けして固定。そこを結果的な妥協点としました。

今日はここまで。

つづく。

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