大特撮「ネギマン」松江城~4

カテゴリ:米子映画事変 模型

天守に手をつけました。

キットの天守は、四角い箱に手すりのパーツを貼るだけになっているため、素組すると雨戸が全部しまった状態になってしまいます。

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これでは面白くないので、カットして、中空にしました。

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後に、ここには電飾を仕込むことになったので、カットしてちょうど良かったです。

というか、手すりのパーツは細くて脆いので、一度組んでしまうと分解再使用は不可能です。もしそのまま組んでたら、天守部分は屋根含めてまるまる自作するハメになるとこでした。

実はここの工作には、もう一苦労あったのですが…それについては次回。

全体を組んでみたところ。付け櫓の屋根には、黒で下地の影を入れてあります。

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つづく。

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大特撮「ネギマン」松江城~3

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二重に屋根を貼りました。

二重は、運搬と改造を顧慮して、接着しないで、爪楊枝でダボを作って継ぐようにしました。

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屋根材の板は、まっすぐなものを水で濡らして曲げ、乾燥させて反りを表現します。

反った板を屋根の各面に合わせてカットし、何枚か横に並べて一つの面を作るんですが、材が薄くて柔らかいので、湿度によって伸び縮みするんです(笑)

ぴったり合わせて貼ったと思ったら、乾燥して縮んできて隙間が開いたり、湿気を吸って伸びて波打ったり…

どうしようかと悩んで、エアコンを26度に設定して自然乾燥させた状態で、瞬間接着剤を点付けして固定。そこを結果的な妥協点としました。

今日はここまで。

つづく。

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大特撮「ネギマン」松江城~2

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松江城でまず印象に残るのは、白壁と、黒い板壁です。このキットでは、それはレーザー加工の凹モールドで表現してあります。

そのまま飾るなら味わいがあっていいのですが、塗装すると、ただの黒い板になってしまいそうです。それでは表情にとぼしい。

ある案を思いついて、しかし数も多いしどうしようかなと思ったんですが、絶対に見栄えが違うはずと踏んで、思い切って工作しました。

1mm厚のプラ板を、1mmの幅で短冊状にカットして、、、

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瞬間接着剤で、外壁全体に貼りました。

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最初、壁の高さ分を測って、合わせてプラ板をカットしたんですが、これを貼ってみると、ほんのコンマ数ミリ、飛び出たり足りなかったり。

数本で距離があるなら問題ないんでしょうけど、数の多さゆえに切断面で直線が構成されて、揃ってないのがすごく目立つんですね。なので、長く棒状に切り出しておいて、貼り付けながらカットしていきました。

また、切り出しを急いで一気にやるとプラ板がカールしてしまうので軽く何度もカッターを走らせるとか、切りっぱなしだとエッジがたってちゃんと接着されないのでエッジは削らなくちゃいけない、なんて手間もあったり。

ともかく、全体に貼り込みました。

それを塗装。

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ね、全然違うでしょ?(と、元の画像ないですけど)

ちなみに塗料は、ガッシュの水性アクリルを使いました。黒はランプブラック、白はチタニウムホワイトです。

つづく。

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