米子映画事変のスペシャルムービー、大特撮「ネギマン」。その3、4話の特撮パート撮影が、米子市内某所にて行われています。
すでに目にされた方もいらっしゃると思いますが、今回のネギマンには、松江城の変化である、マツエ・ジョーが登場します。
これがマツエ・ジョーだ!
今回、その松江城が、マツエ・ジョーに変化する直前のカットで使用されるらしい、松江城の模型の製作を依頼されました。
ベースとなるキットは、木製模型メーカー、ウッディジョーさんの、1/150松江城です。
箱を開けてみると、レーザー加工で精密にカットされたパーツと、木片、木製の角棒などが入ってました。屋根や棟木などは、木片を型紙に合わせて切り出したり、あるいは現物合わせで切り出して、組み立てるようです。
本来は、精密再現模型ということではなく、インテリアとして楽しむ種類の模型のようです。
そんなわけで、省略やアレンジが加えられているため、実物の松江城を見たときに印象に残りそうな部分は、自作、改造しなければなりません。
また、上で書いたように、現物合わせで部品を切り出す箇所が多いため、ここが出来ないとあれが作れない、という場面も多く、さらに、運搬の際に分割出来るようにしておく、現場で必要なら改造も可能にしておく、などの事情も顧慮すると、塗装計画も含めて、けっこう大変そうです。
1日目はパーツのチェックと、資料写真集め、組み立てプランの検討のみで、翌日から工作にはいりました。
つづく。